【出産レポ】妊娠39週、突然の息苦しさから緊急帝王切開に。出産までの体験記

出産

「無事に生まれてきてくれて本当にありがとう」

出産を終えた今、心からそう思います。

でも実は、「HELLP症候群(ヘルプ症候群)」の疑いがあり、緊急で帝王切開を受けることになりました。

これは、そんな私の予想外の出産になった体験をまとめた記録です。

ヘルプ症候群の症状

HELLP症候群では、上腹部痛や胃痛、倦怠感、吐き気・嘔吐、頭痛、目がチカチカするなど、さまざまな症状が現れることがあります。

また、妊娠後期の体調不良と似ている症状もあるため、自己判断せず、気になる症状がある場合は医療機関へ相談することが大切です。

産科医療LABOhttps://www.sanka-iryo.com/trouble/hellp-syndrome/

※この記事は私自身の出産体験をまとめたものです。症状や対応には個人差があるため、気になる症状がある場合は医療機関にご相談ください。

今回の経験を通して、妊娠中に少しでも「いつもと違う」と感じたときは、無理をせず医療機関に相談することが大切だと感じました。

陣痛を待つ日々

私はもともと、病院に行くと緊張して血圧が上がりやすいタイプでした。

そのため、妊娠初期から自宅でも血圧を測るよう、医師に言われていました。

そして臨月になり、「早く我が子に会いたい!」という気持ちが日に日に強くなっていって、毎日1万歩を目標に過ごしていました。

そんな生活を送る中で、息苦しさや、生理痛のようなお腹の痛みもありました。

そのたびに

「これはきっと前駆陣痛だ!もうすぐかな…?」

とワクワクするような、ソワソワするような気持ちで過ごしていました。

しかし、38週の健診で「子宮口は指一本分」と言われ、

「まだ時間がかかるのかな…」と焦る気持ちも少しずつ出てきました。

出産への期待と不安が入り混じり、なんとも落ち着かない毎日でした。

息苦しさと痛みの朝。

ある朝、いつもよりもずっと強く息苦しさを感じ、心臓もズキズキ痛み始めました。

旦那には「寝れば良くなるかも」と伝え仕事に行ってもらいました。

午前中は横になって様子を見ていたのですが、全然良くなりません…。

むしろ吐いてしまって、体がどんどんおかしくなっていくのがわかりました。

そこで「血圧測ってみよう」と思って測ってみると…

なんと、160~170台。

これはおかしい…と、ここでようやく危機感を持ち、旦那に連絡しました。

すると、

「すぐに病院に連絡して!」

と言われ、仕事もすぐに抜けて駆けつけてくれました。

旦那を待っている間に病院に電話をすると

「すぐに来てください!」

と言われたので、すぐに病院へ向かいました。

検査の嵐

病院に着いてすぐ、NST・血液検査・尿検査・心電図など、たくさんの検査が始まりました。

検査結果が出るまでの間、先生からは、

「このまま陣痛を誘発して出産するか、状態が悪くなれば帝王切開に切り替える」

と説明がありました。

「帝王切開になる可能性もあるんだ…」

そう思いながら検査結果を待っていたのですが、説明を受けた直後、また急に息ができないほど心臓が痛くなり、血圧も急上昇してしまいました。

そして、

「このまま夜になり、人手が少なくなる時間帯に状態が悪化すると危険」

と判断され、

「今すぐ帝王切開にしましょう」

と、その場で緊急帝王切開が決まりました。

緊急帝王切開。そしてやっと会えた我が子

そこからは本当にバタバタで、あっという間に手術の準備が進み、気づけば手術室にいました。

そして、無事に我が子の産声を聞いたとき、

「あぁ、やっと会えた…。生きてる…」

と、胸がいっぱいになりました。

実際、私の肝臓の数値は異常なほど高く、血小板の数値もかなり下がっていたそうです。

もう少し遅れていたら、私も赤ちゃんも危なかったと後から知りました。

帝王切開で出てきてくれた我が子は、なかなか出てこようとせず、お腹をぐっと押して、やっと出てきたそうです。

「まだお腹の中でぬくぬくしていたかったのかも…」

そう思うと、少し罪悪感があり、

「ごめんね」

と心の中で何度も謝りました。

入院中は、そんな気持ちや、なかなか回復しない自分の体への焦りから、自分を責めてしまうこともありました。

それでも、旦那や母、助産師さん、病院の先生たちがたくさん支えてくれました。

そして無事に、予定通り我が子と一緒に退院することができました。

出産のかたちはそれぞれ「どんな出産も立派な奇跡」

こんな嵐のような出産を経験した私は、今こう思います。

「我が子と自分の命を守るための出産なら、どんな形だって立派なんだ」と。

「妊娠・出産は奇跡」

この言葉の意味を、私は今回の経験を通して本当に実感しました。

「予定通りじゃなかった」「想像していた出産とはちょっと違った」

そんなふうに、自分を責めてしまう方もいると思います。

でも今、元気に笑って、思い切り泣いて、毎日すくすく育っている我が子がいる。

それが、何よりの答えなんだと私は思います。

そして、私と同じように、思いがけないかたちで出産を迎え、いろんな葛藤や罪悪感を抱えている人には、心からこう伝えたいです。

「あなたは何も悪くないよ」と。

最後に

妊娠・出産は、いくら心構えをしていたつもりでも、予期せぬことが起こったり、経験してみて初めて抱く感情があったりと、まるでジェットコースターのように日々が進んでいきます。

初めての妊娠・出産なら、なおさらです。

もちろん、想像していた以上に楽しいことや嬉しいこと、幸せなこともたくさんあります。

出産後も大変なことはありますが、すくすく育つ我が子の笑顔を見るたびに、幸せな気持ちでいっぱいになります。

この記事が、妊娠や出産に不安を抱えている方や、思いがけない出来事に戸惑っている方の心に、少しでも寄り添えたらうれしいです。

私はこれからも、この小さな命にたっぷりの愛情を注いで、一緒に歩んでいきたいと思います。

他にも子育てについて、趣味などの記事を書いています。ぜひ読んでみてください。

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