『バリュー株投資の核心』レビュー|なぜこの会社に投資するのかを考える一冊

投資

私は最近、米国株や日本の個別株への投資を続けています。

投資を始めた頃はPERや配当利回りばかり見て銘柄を選んでいました。

しかし、ある本をきっかけに「企業を見る」という考え方を学び、投資への向き合い方が大きく変わりました。

それが今回紹介する「バリュー株投資の核心」です。

以前紹介した著書「50万円を50億円に増やした投資家父から娘への教え」も同じように、企業分析をしっかりと行い、良い企業や伸びそうな企業を割安に買う投資手法についての本なので、併せて読むとより解像度が上がるかもしれません。

本の基本情報

📖著者:チャールズ・S・ミズラヒ

チャールズ・ミズラヒ氏は、40年以上にわたりウォール街で活躍してきたアメリカの著名な投資家。

20歳でニューヨーク先物取引所に入り金融業界でのキャリアをスタートし、23歳で自身の資産運用会社を設立。その後は大手金融機関の資産運用も手掛けるようになり、投資家として高い評価を受けました。

また、投資情報誌「Barron’s」から全米No.1トレーダーとして評価された実績もあり、長年にわたって市場分析や資産運用の分野で活躍しています。

現在は個人投資家向けの投資教育や情報発信に力を入れており、バリュー投資(企業価値に対して割安な銘柄へ投資する手法)を得意としています。著書の執筆や投資ニュースレターの発行などを通じて、多くの投資家に向けて情報を提供しています。

📖概要:

これまでに莫大な資産を築き上げてきたバリュー投資家たち(ウォーレン・バフェットやチャーリー・マンガー等)の言葉を引用しながらバリュー株投資とは何か、優良な企業の見つけ方の方法を丁寧に教えてくれる本です。

本書で得た「気付き」

本書で得た「気付き」①:「株価」ではなく、企業を見る

本書を読むまでの私は、「株価」をとても気にしていました。

自分が保有している株の上がり下がりもそうですが、1番は「株価が高い企業を遠ざけていた」と思います。

例えばみなさん絶対に知っている「ユニクロ」を展開している会社である「ファーストリテイリング」は、この記事を執筆しているときの株価が1株78,700円です。

1単元(100株)買おうとすると約790万円必要になります。

この金額を見ると、以前の私は「高すぎて手が出せない」としか考えられませんでした。

企業の価値や将来性を調べる前に、株価だけを見て判断していたのです。

それが本書を読んだ今では、企業の財務などを見て企業分析をして、企業の価値に対して今の株価が安い?高い?を判断することができるようになってきています。

とはいえ、資金的な制約はあります。

しかし以前のように「株価が高いから買えない」ではなく、「企業価値に対して割安なのか」を考えるようになりました。

本書で得た「気付き」②:企業分析の重要性

今までも、株を購入する時は、今のPERやEPS、配当の推移くらいは見ていました。

「EPS」「PER」「配当利回り」投資をする上で、とても大切な指標ですが、企業分析をする上では本当に最低限で、それだけでは企業の中身はまったく分かりません。

銘柄を探す時に目星をつけるのに必要な3つくらいのイメージです。

バリュー株投資はいい企業を安い値段で買って長期的に保有する投資です。

長期目線で見るならば、しっかりと企業の中身まで把握して、どんな企業かを判断する。

そして、今後伸びるかな?衰退していくかな?をより深く考える必要があるという事を本書から学びました。

まだまだ勉強中ではありますが、本書を読む前と読んだ後では考え方も見る場所も変わりました。

最初に3つだけで投資をしていた時よりも、ギャンブルではなくなりました。

実際に企業分析を始めてみると、同じ高配当株でも財務状況やキャッシュフロー、成長性に大きな違いがあることに気づきました。

数字だけを見ていた頃には見えていなかった部分です。

幸いにも、現在保有している銘柄の多くは購入時より株価が上昇しています。

ですが決算や財務を深く見ずに購入した銘柄がほとんどです。

振り返ると「なぜ買ったのか」をうまく説明できないものもありました。

もし当時から企業分析ができていたら、もっと自信を持って買えたかもしれません。

逆に、買わなかった銘柄の中にも投資できた企業があったかもしれないと思います。

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まとめ

今回は「バリュー株投資の核心」のレビューをしていきました。

本書を読んで一番大きかったのは、企業分析の重要性に気づけたことです。

実は、この本を読んだことがきっかけで、私は企業分析をするようになりました。

以前はPERや配当利回りを見て判断する事が多かったのですが、今ではROEやキャッシュフローなども確認しながら投資判断をしています。

自分なりに本書の内容を盛り込んだ企業分析のテンプレートをnumbers作り、企業分析をできるようにもしました。

まだ、しっかりと企業分析をした企業は少なく、勉強中ではあります。

それでも、「なぜこの会社に投資するのか」を自分の言葉で説明できるようになったのは、この本を読んだからだと思います。

本書を読んだから儲かるようになったわけではありません。

ですが、「株価を見る」のではなく「企業を見る」という考え方を学べたことは、私にとって大きな財産になりました。

今でも企業分析をするとき、この本で学んだ考え方が土台になっています。

もっと自信を持って投資判断ができるよう、少しづつ成長できればと思っています。

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他にもブックレビューや子育てについて、趣味などの記事を書いています!ぜひ合わせて読んでみてください。

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