今回は、しんめいPさんの「自分とか、ないから。」を東洋哲学初心者が紹介、レビューします。
本書は、売れている本や話題の本を調べている時に見つけました。
今まで「哲学」のことなんて考えたこともないし、興味を持ったこともなかったのですが、タイトルに惹かれ、少し哲学に触れてみようかな。という軽い気持ちで読み始めました。
難しい「哲学」というものを、ものすごく噛み砕いて簡単に、そして著者自身の体験を面白おかしく書いていて、とても楽しく読みながら東洋哲学について知ることができます。
しかし正直なところ、私は東洋哲学を理解することはほとんどできませんでした…笑
でも、刺さる人にはかなりブッ刺さる1冊なんじゃないかなとおもいました。
「自分らしさって何?」と考えすぎて、ちょっと疲れている人や、大きな失敗をしてしまい悩んでいる人にこそ読んでほしい1冊でした。
本の基本情報
📖著者:しんめいP
大阪府出身。東京大学法学部卒業。
大手IT企業に就職し、海外事業で世界中を飛び回るも、仕事ができないことがバレてひそやかに退職。
鹿児島県にある島に移住して教育事業をするも、仕事ができないことがバレて滑らかに退職。
一発逆転をねらって芸人として、R-1グランプリ優勝をめざすも1回戦で敗退し、引退。無職に。
引きこもってふとんの中にいた時に、東洋哲学に出会い衝撃を受ける。
その時の心情を綴ったnote『東洋哲学本50冊よんだら「本当の自分」とかどうでもよくなった話』が少し話題になり本書を出版できることになる。
📖監修:鎌田東二
京都大学名誉教授。武蔵丘短期大学助教授、京都造形芸術大学教授、京都こころの未来研究センター教授、上智大学院実践宗教学研究科・グリーフケア研究所特任教授を経て、NPO法人東京自由大学名誉理事長、天理大学客員教授
専門は宗教哲学、比較文明学、民俗学、日本思想史、人体科学など多岐にわたり、縦横無尽に学問領域を行き来し、独自のあたらしい観点から多様な研究を続けている。
「言霊の思想」など著書多数。
📖概要:
「自分らしさ」や「本当の自分」に悩んできた人ほどハッとさせられる一冊。仏教の考え方をベースに、「そもそも固定された“自分”なんて存在しない」という視点から、悩みや不安が生まれる仕組みをやさしく解説しています。難しい東洋哲学をユーモアたっぷりに噛み砕いてくれるので、自己否定や生きづらさを感じている人が、少し肩の力を抜いて読める本です。
本書で得た「気付き」
本書からは一つだけ、東洋哲学を理解できなくて良かった!と気づくことができました。
本書を馬鹿にしているわけではありません。
巻末に東洋哲学本を読むコツを紹介してくれていて、学ぶことができました。
そのコツとは「知識」を目的にしないこと。
東洋哲学は「楽になるため」にあるので、知識を増やそうとするほど言葉の世界にとらわれてしんどくなってしまいます。
「学ぶ」という意識を捨て、あくまで「今のしんどさ」を解決するために読むのが東洋哲学です。
今回私は「知識」として読み進めてしまいました。
正直、東洋哲学を、「無我」「空」「道」「禅」などいろいろ紹介されていましたが、しっかりとは理解することができませんでした…
しかし、逆に「楽になるため」「今のしんどさ」を解決するためのものならば、理解できなくてもいいか!と心から思いました。
今は幸せだからこそ、この考え方は「お守り」として持っておきたいと思います。
まとめ
Kindle Unlimited無料体験リンク今回は、しんめいPさんの著書「自分とか、ないから。」の感想、レビューをしました。
しんめいPさんが自分の黒歴史、人生を包み隠さず話しながら、東洋哲学でどう救われたか、難しい話をかなりわかりやすく書いてくれているので、読む手が止まりませんでした。
しかし、「気付き」でも書いたように、東洋哲学を知る事によって、「楽になる」事がなくて良かったと思いました。
本書を読んでいく中で、そんな考え方ができたら悩むのも馬鹿らしくなりそうだな。と思うところはたくさんあり、その考え方めっちゃいいじゃん!と思うものもありました。
この先長い人生で、なにかで行き詰まったり、とんでもない失敗をして落ち込んだり、絶望したりしてしまう事もあると思います。
そんな時こそ本書を読み返してみたいなと思います。
しかし、東洋哲学、考え方はめちゃ面白いです!「今」何かに悩んでいる方、行き詰まってしまっている方は是非読んでみてください。きっと救われます。
他にもブックレビューや子育てについて、趣味などの記事を書いています!ぜひ合わせて読んでみてください。





